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となり町戦争

2006.02.03 *Fri
第17回小説すばる新人賞を受賞した作品
『となり町戦争』三崎亜記/著

図書館で借りてきて、読みました。
卒論の参考文献と一緒に借り、
本当は年末には読み終わっているはずだったのですが、
この間、やっと、読み終えました。

こんな見せ方があるのか、と思いました。
戦争や人殺しの正当化。
どんなに主観を望んでも、主観的な意見は出てこない。

私も、テレビや、話や、歴史や、映画とかの映像でしか、
戦争というものを知らないけれど、
それは大規模なモノで、淡々と行われるようなものではない。
時間制とか、いろんな規則とか、
そんな縛られた中で行われるようなものなのか。
しかも、となり町と。

マイノリティ・リポートじゃないけど、
そのうち現実になるような気がしてなりません。
正当化の言葉や、戦争をするための規則とか、
そういうのがリアルで。

それよりも、ストーリーのクライマックスで失ったモノ。
まさか、そんな展開になるとは思ってなかったけど、
それがすごく幸せそうで、続くものだと思った。
皮肉にも、戦争がキッカケで手に入れたものだったけれど。

身近なものを失う。
たぶん、こんなこと言うのはすごく悪いけれど、
国家予算とか、国の偉い人を失ったとしても、
それはすごく悲しいことだけど、身近ではないと思う。
でも、今、隣にいる人を失うんだとすれば、
それは、はっきりと現実になる。

とりあえず、難しいことは考えず、それは悲しかった。
そういうストーリー展開になるとは思ってなかったんで、
ちょっと意外だったんですけど。

もしも、となり町と戦争したら、困るなぁ……。
友達が多いし、利用している駅もとなり町。
すごくお世話になってるんですけど(汗)
だからって、外国ともイヤだけど。

海外旅行の経験は少ないけれど、行きたいところだっていっぱいある。
自分が行った国と、
これから行こうと思っている国、仲良くあって欲しいし、
そうじゃない国だって、
他の人は行ってたり、行こうと思ってたりするだろうし、
国同士の戦争を、となり町という形に焦点を置いたんだろうなぁ。

それにしても、香西さんはいい女だ(笑)
あんなキビキビと噛まずにモノを言える女になりたい(笑)
CATEGORY : レビュー?
COMMENT (2)  TRACKBACK (0) 

COMMENT

祖国を守るということ
ねくっぱも、エースコンバットを題材にしたネットのコラムで感じた事がある。
祖国を守るということ。
これは決して天皇やら国の要人のために戦うのではない。
自分の大切な人を守るため。大切な財産を守るため。
だから、自分の事を大切に思ってくれる人の為にも、絶対に生きて還ってこないといけないんだと。
...で、これ。
読みごたえのありそうな小説やなぁ。
2006/02/09(木) 21:38:04 | URL | ねくっぱ #OARS9n6I [Edit
読みごたえあるよ。
たくさん小説なり文章を読んでいる人からすると、
この作者にはもう少し文才が必要と思われるかもしれないけど、
私には十分でした。
題材が題材だったし、余計かな。

すごく淡々とページをめくれるの。
戦争なのに。
知らないうちに進行していること。
でも、現実で。
ぜひ借りて読んで下さい。

祖国を守るとか、
大きすぎて、よく解らないよなぁ……。
他人事になってしまうのはいけないとは思うんだけどさ。
でも、大切な人を守るためには
手段なんて選んでいられない。
その結果、戦争になってしまうのかと。

コメントが重くなって悪いw
てか、この日記自体が重たかったなw
2006/02/10(金) 00:11:32 | URL | あひる #u0r.083. [Edit

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